
OUTRAGE
完全復活を遂げたOUTRAGEを直撃インタビュー!!進化し続けるバンドにインタビュアー遠藤が迫る。
Interviewer 遠藤博美(SIDEMILITIA.inc代表)
interview. 安井義博(Ba&Vo)&橋本直樹(Vo)
OUTRAGE Official Web Site:http://www.outrage-jp.com/
2度目のインタヴューが遂に実現!!(1度目はラジオのみの放送)。
僕自身が中学生の頃から大好きで何回もライヴを観ているアーティスト。
更に安井さんと橋本さんの2人同時との事。砕け散るのか、虹が出るのか?
と挑む前に書いたのですが、完全に僕の力不足で「空回り」にしています。
申し訳ございません(苦笑)でも出来る限りリアルに再現してみます。
※奇跡!!2010年3月26日(金)/新潟JUNKBOXにてライヴ決定!!
※会場までの移動についてのお話が続く中・・・
● では2度目のインタヴューになります。コレ(3rdアルバムリリースツアーグッツ)を見てもらうと判ると思いますが、僕は中学・・・
安井:おぉ!!そんなの有ったねぇ。そん時の会場って「新潟JUNKBOX」だっけ?
橋本:地下に有った時代?覚えてないなぁ~。
と、JUNKBOXの場所(3回の移転が有る為)について、何故か盛り上がる(笑)
今回は予定時間が無いので、僕は焦ります。
● それでは、お願いします。
新たな編成になって何度かお逢いしていますが、今回も宜しくお願い致します。
僕は個人的に他でも読めるような内容は質問しない主義です。
何故なら読む物として、音楽に興味の無い人にでも楽しんで貰いたいからです。
そこから読んだ人の新しい「カルチャー/興味」が生まれたら、それが僕の喜びだからです。
それを曲げても聞かなければなりません。11月にリリースする新作は具体的にどんな感じに仕上がりましたか?
<OUTRAGE>の過去のアルバムで例えるのは余りにも僕が格好悪いので、
<THE BEATLES>同様に音楽の全てが有る<LED ZEPPELIN>のアルバムの中だったら、ニュアンス的にどのアルバムとリンクしますか?
安井:<LED ZEPPELIN>の中で?ゼップかぁ~・・・
可成りの無言が続く・・・またもや焦る僕(汗が凄い出てきました)
橋本:俺は<LED ZEPPELIN>は判らんけど、・・・敢えて<METALLICA>の「2ndと3rdの間」に有るアルバムじゃないかな。「2.5枚目」みたいにね。
安井:ん~ん・・・<LED ZEPPELIN>かぁ・・・
● 僕は人生最後に聞きたいバンドは<THE BEATLES>です。
安井:うん。
● 最後に観たいのは<LED ZEPPELIN>なんですね。やっぱりこの2つのバンドは全ての音楽の気持ち良さを持っていると思っているんです。
安井:うん、うん。そうだね。
橋本:音は<METALLICA>の2.5枚目で、唄は<SOUNDGARDEN>のジャケがぐるぐるしたヤツ・・・
● アルバム「Badmotorfinger」の事ですよね?
橋本:うん、その後の4人の影が写っているヤツ( アルバム「Down On The Upside」 )の頃の「クリス・コーネル」だね。
安井:あぁ、最後のアルバムだね。うん・・・あぁ・・・。難しいけど、その2バンドって常に自分達の創ってきた「伝統」を、アルバムでやっていない。
で、<OUTRAGE>も今まではそうだったんだけれども、今回は伝統って言ったら変だけれど、
自分達が「昔やっていた音楽」をミックスしたアルバム。だから「the final day」と・・・
橋本:(唐突に)なら<LED ZEPPELIN>だと“2nd”か“3rd”位?
安井:う~ん。・・・ゼップだと難しいね!
橋本:音楽性は違うけど、実験性を考えるなら3rdくらいじゃない?
安井&橋本:(ちょっと無言が有り)‥そんな感じで!!
● 判りました。それでは、また「4人組」にリユニオンした<OUTRAGE>ですが、バンドを一人の人間とした、現在の性格は?また以前の4人時代の頃は?
安井:多重人格者(笑)常に多重人格者で、それぞれ衝突しあっていると。
橋本:でもさ、人って全員が「多重人格」だよね。それよりもよっちゃん(安井氏)は天才だし、たんちゃん(丹下氏)親分だし、阿部サンの場合はインテリジェンスだし、・・・俺は何も考えてないけど・・・
安井:でも独りの場合だと、「4重人格」になるよね。
4つの個性が交わるのでは無くて、いきなり4つの人格が飛び出すかも判らない。
だから、この人格が「×××」(有る重大な事件の事ですが、誤解を招くと悪いので控えます)
をするかもしれないし、この人格は新宿の真ん中でパンツを降ろすかも知れないし、この人格は老人を助けるかも知れない。
橋本:おっ良い人だね。
安井:タマにはね!でも、俺なら付き合いたくない人かな(笑)
● 今の時代、世間だけでは無く"神様"ですら不景気なのかな?感じる位です。
僕は『無難が一番格好良いと思われている今の風潮にどうにかしてくれ!!』って言ってやりたいのですが・・・(笑)そんな神様にお二人だったら何て言いたいですか?
橋本:神様って万能の神って事?何でも出来る人の事をさしてる?
● えぇ。(ちょっとここで真剣な橋本氏の表情に“たじろいて”しまう)
それが、母親でも良いですし『助けて!!』って時に勝手に浮かんでお願いする人でも結構です。
※この時点で質問の意味合いが変わってしまうので、無しなのですが橋本氏から出る空気感に飲み込まれてしまいました。反省しています。
橋本:『彼を救いたまえ』と言いたいね(笑)
※コレも僕に対して言っているのか、他の人に言っているのかが判りませんでした。
安井:寄付して、しかも『自分が遊べるだけのお金を頂戴!!』って感じ(笑)自分も豊かになって、他人も豊かになれば良いかな。
橋本:おっ!それは良いね。俺もそれ!!
● 今回のアルバムツアーで<OUTRAGE:新潟公演>が決まって、とても嬉しいです!!
しかし、海外のバンドを含め、他のジャンルと違い“ヘヴィーな音楽”のアーティストは基本的に“大きな都市”(東京/大阪/名古屋)中心のツアーばかりです。
これでは、何か新しい事が始まる可能性が有っても、なにも起きないと思います。
色々と諸事情が有るのは解りますが、それでも音源を全国にリリースしているなら
しなくてはいけないのではないか?初期の頃は沢山のツアーしたかったんじゃ無いのか?と強く思います。
<OUTRAGE>としてはこの意見に対してどの様に思いますか?
橋本:チャンネル(テレビ)が無い所だと「所ジョージさん/ビートたけしさん」も知らないよね?
そこに受け皿が無ければ、ヘヴィーミュージックが存在しない訳だからね。
いくら発信しても、底に受ける場所や箇所がなければ意味が無い訳だよ。
僕は思うけど、地方を廻れる人達は殆どテレビ等で宣伝されている方達が殆どだと思うよ。
メディアに認知されている人達は行けるけど、時間と労力とお金を懸けてもらえる人達は相当ラッキーな人だと思う。
あとは、その地方に「(イベント開催する人で)よっぽど好きな人が居れば?」だけどね。
テレビ・ラジオでは流れないけど、個人の文化から発信する人ような「奇特な人」が居ない限りはね。誰も来ないのが判っていれば行けないじゃん。最近、0(ゼロ)から始めた人達以外はね。そんな時代だよ、今は。
その「奇特な活動」を「10年以上」しているつもりの僕達なんですが・・・(苦笑)
この辺の質問も、僕の言葉足らずで真意が伝わりずらかったと思います。反省点です。
それでも、アレだけの全国ツアーをしてくれる<OUTRAGE>には感謝の気持ちで一杯になりました。
橋本:でも新潟はいつも「沢山の人達」に来て貰っている記憶が有るよ!!
安井:そうだね。確か最初は「WOODY」でライヴした覚えが有るよ。たしか<CASBAH>と一緒にツアーした時だね。もともと、こういうウチらの音楽みたいなので、全国を廻るのは前例が無かったと思う。その当時で言えば「スラッシュメタル」と言われる音楽でね。
多分、ウチらか<UNITED>くらい・・・まぁどっちも「馬鹿な奴ら」だよね(笑)
だから、今の時代でそうなっている原因は色んなバンド自体が「馬鹿になりきってないから」だと思うよ。
橋本:行けないもん(笑)財布の中身がなきゃね。
● でも、僕達は例え「知名度が今は無いバンド」でも『最低限の条件は提示します』と伝えます。
それでも難しいんですよ・・・HM/HR系に関しては。
橋本:それでも、ヒロミ君のイベントに来る人達は『新潟に行きたい!!』ってだけの気持ちだと思うよ。旅したいじゃん、誰でもね。
そういう魅力が不純だけど有るじゃんね(笑)
安井:ヘヴィー系のバンドだと、「機材の事」とかも言われるでしょ?(笑)
● そうです!!。海外のバンドだってステージが無いのが当り前でツアーするじゃないですか。
それ位の気持ちで海外/国内含めて広い意味での「HR/HMのアーティスト」はツアーをして欲しいんです。
橋本:『貴方達に逢いたいだけだから、機材も無くていい!!』って言っちゃいなよ(笑)
安井:3人の時代の時は、面倒くさいから(笑)機材持って行かない事も結構有ったよ。
橋本:俺さぁ・・・実はリユニオンする前の<OUTRAGE>をHUCK FINN(名古屋のライヴハウス)で観た事あるんだわ。「アレ」だったら要らないもん!機材なんて。
あの時はおこがましくて言えなかったけど・・・。
丁度「一緒にやる」というのが決まった時期で、自分のモチベーションも「OUTRAGEのメンバーで有る」という風に捉えてなくてはいけない訳じゃんか。
今だから言えるし、敢えて言うのだけど、初めてフロアで第三者として<OUTRAGE>を観たんだわ‥・。
『ビックリした!!』し・・・『凄かった!!』
としか言えなくてさ。ライブ後に
『今回みたいなのは、普段もそうなの?』って聞いたら、
『調子は良い方だったけど、まぁそうだね』って答えてくれてさ。
家に帰ってから家族に相談して『駄目だわ、出来ないよ』って言ったんだ。
あんな「怪力ライヴ」に参加したら『足を引っ張るだけだ』と思ってね・・・。
本当に馬鹿じゃないの?って位に格好良かった!!!本当にさ。
俺は『この凄い人達をバックで自分は歌っていたんだ』って改めて思ったよ。
最近、(ライヴ)回数やったら慣れてきて、麻痺しちゃったりしてるけどね(笑)
でも、このインタヴューを切っ掛けに「時々は思い出すべき事」では有るね。
家で話した事をそのまま言っちゃうけど(笑)
『俺って OUTRAGEをカラオケ(演奏)にして歌を唄うって凄い事だよな!!』
って第三者として本当に凄いもん。「1ファン」として観ちゃったよ(笑)
メンバーが生み出す「圧力」が本当に凄かったんだよ。
さっきの話だけど、『機材を持って来てない』って言ってたのは俺も聞いていて、
観たあとに思ったのは「そんなのは関係が無い」って事だよね。
● 本当に演奏する人がプレイすれば関係な・・・
橋本:(遮るかの様に)本当にメチャクチャなんだよ(笑)・・・なんかもう凄いんだって(笑)
機材なんて、関係無いんじゃない?勿論、営業じゃないけど<E.S.P>にオーダーした機材が有れば・・・
安井:(笑)機材っていうのは「より効果的な役割をしてくれる物」なんだよね。
● 「100%」を「200%」まで上げてくれる!!みたいな感じですかね?
安井:そうそう。
橋本:どっかに有るボコリの被ったアンプの方が良いんじゃないの?(笑)
安井:大きいアンプの方がヴァーカルとしては、後ろからちゃんと聴こえて気持ち良いよ(笑)
橋本:それは、そうなんだ(笑)
安井:そりゃそうだよ(笑)
● (大笑)それでは、もうお時間がきてしまったので・・・
橋本:(インタヴュー原稿を見て)質問半分も進んでないじゃん(大笑)大丈夫なの?
● 是非、続きは新潟に来た時にでも、時間が有ればお願いします!!
橋本:そうだね(笑顔)でもライヴ終わった後は出来ないよ・・・おじさんだし(笑)
この後は何故か打ち上げ会場の飲み屋さんの話が始まる・・・(苦笑)
橋本:今回のアルバムをクラブとかで、大きな音で是非かけて欲しいんだ。
東京の「ツバキハウス」みたいなロック・クラブな会場で、迫力が有るか?を確認して欲しいんだよね。酔っぱらって聴いてみたい。
● それでは来年の<OUTRAGE:新潟ライヴ>を長年待っていた人や、若い世代のコレから体感する人達にメッセージを下さい。
橋本:本当に正直な事を言うわ・・・。俺も歳も歳だしね<OUTRAGE>も永久に不滅じゃないから、
来れる時に来て欲しいわ。『次に来た時に・・・』と思わないで、観れる時に観て欲しいよ。
判らないじゃん、これから先の事なんて。身体を壊すかも知れんしね。
その気持ちで俺もライヴを1本1本、こなしているし。
続けば良いなとは思っているけど、そうわイカンもんね。
・・・って「絶対に観に来させよう」と思って言っただけだけどね(笑)
安井:・・・『万代橋を渡っちゃうよ!』
● (騒然と沈黙)・・・今日は有り難うございましたー!!
橋本:どこよそれ?(大笑)
といった具合で終了です。
本当に一番大好きなアーティストなのに、個人的に不完全な印象を残した内容でした。
原稿に起こす時に確認しているので、客観視すれば決して問題が有るインタヴューでは無いと思います。あくまでも個人的に僕のバランスミスでした。(最初の質問チョイスのミスです。インタヴューもライヴと一緒で、オープニングが大事なんです)
印象的だったのが、橋本サンが「感情のまま」話してくれている時に、冷静に僕を「フォロー」してくれる安井サンがいるって感じがして、ライヴの時と一緒だし、本当に結束したバンドって『兄弟みたいだな』って思った事です。
最後に一緒に撮った写真の僕の表情が全てを語っているでしょう。
あと、その撮影の時に橋本さんは『違うよ!』って言っていましたが、復活ライヴの<OUTRAGE>とは違い、みんなを震え上がらせる<OUTRAGE>が更に大きくなって戻って来てます!!
同じ時代で良かったと思えるバンドって皆さん居ますか?
僕はここに居ますよ!!
※駄目押しで、インタヴューにも書いた中学生時代に会場で購入した<OUTRAGE:バンダナ>
をLOUDPARK09で紛失しまいた(絶望)。拾った方は僕以上に大切にするか、返して下さいね(苦笑)復活ライヴの開始直後、ステージに戻った橋本サンを観て泣いた位(証人2人有り)に好きなバンドなのになぁ。
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