NICKE ANDERSSON
(IMPERIAL STATE ELECTRIC)

遂に登場!<The Hellacopters>の中心人物でもあり、現在は<Imperial State Electric>で活躍するNICKE ANDERSSONのロングインタビューが遂に公開!!

Interviewer. 遠藤博美(SIDEMILITIA.inc代表)
interview. NICKE ANDERSSON(IMPERIAL STATE ELECTRIC)
IMPERIAL STATE ELECTRIC Official Web Site:http://www.imperialstateelectric.se/

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遂に彼と初めてお逢いしました。彼は僕の中では一般的にDEATH METALからTHE BEATLESの初期の様なROCK 'N' ROLLまで系統が全く違いながらも、本当に格好良い作品を発表する稀にみる大好きなアーティストなんです。凄い自分が提案したり好きって思える様な活動をグローバルにしているリスペクトする先輩と勝手に思っていました(笑)勿論、ファッションやアートワークも凄い好みだったりします。 どんな話が聞けるが非常に楽しみです。


HIROMI
先ず久々に来日公演ですね。今回新たなバンド<IMPERIAL STATE ELECTRIC>ですが、ファーストでは基本的に全パートをご自分で演奏されてレコーディングでしたが…(と、質問の途中で彼が答え始めました)



NICKE
あれは全部じゃないんだよ!あのアルバムでもバンド形式でレコーディングしたのも収録していたよ!



HIROMI
あっそうなんですね。ですが、今作は各パートメンバーが最初から参加してのレコーディングでしたよね?

この辺は、次の3つの中に当て嵌まる事が有りますか?

・結局ライヴする訳で、メンバーはいるよなぁ』って考えですか?
・ファーストの頃は単純にメンバーが見つからなかったからですか?
・バンドが恋しくなったからですか?



NICKE
<THE HELLACOPTERS>が終わった段階で、曲は結構貯まっていたんだよね。俺は常に曲を書いているタイプだからさ。

で、それをなんとか形にしたいなと思い、丁度自分のスタジオも製作中だったんで、そのスタジオの使い方を覚えつつ(微笑)自分の曲を録音していったってのがファーストアルバムの切っ掛けだったんだよ。

ただ、やっているうちに『俺も!』とか『一緒にやらない?』とか何人か加わってきて今のバンドに繋がっていく訳だけど、やっぱりやってみると「バンド」って凄い楽しいんだよね!(微笑)
バンドとしてやるって事がさ。

そういった流れで徐々にバンド形式になっていくんだけど、まぁツアーって形で当初は考えてなかったからさ。<THE HELLACOPTERS>が終わった後には。

だから実はカヴァーバンドとして地元のストックホルムで、月に一回位はメンバーが集まって<KISS>や<RAMONES>や<SEX PISTOLS>とか、他に好い感じのハードロックバンドの曲を中心にして、活動していたりしたんだ。このバンドでね。

話は戻るけどファーストのバンドで録音した曲は「TOGETHER IN THE DARKNESS」だけ。この曲だけはバンドとしてレコーディングしたんだよね。

その辺を含めて段々と『じゃあ、ツアーもやるか?』となっていき、活動の幅が広がっていき、今回のこの「セカンドアルバム」に繋がっていったんだ。

先ずは音を作ってみる。そこから様子を見ていき、段々とバンドが始動していった感じなんで、自分としては理想的な展開だったと思っている。

あと<DOLF DE BORST:BASS(THE DATSUNS)>と<TOBIAS EGGE:GUITAR>は歌えるんで、次回作はもっとその辺を活かした作品になるかなぁと思っているよ。それと、もっと他にもゲストを招いても良いかな?と思って今から誰に声を掛けようか考えているところさ。





HIROMI
バンド自体についてもう少し聞かせて貰います。

バンドもやはり人間が創るものです。メンバーや趣向が変わったり、方向性が変わる事は普通の事では有りますよね。

なので、音楽性は実際違いを感じますが、<IMPERIAL STATE ELECTRIC>の音楽を<THE HELLACOPTERS>名義で発表しても問題は無いとも思えます。意味は分かりますよね?(笑)

名義を変えるって事は僕もお店やイベントを10年以上続けていますが、凄い勇気のいる事だと思います。それはもう僕で例えるとしてら店舗の名前/店舗の場所/品揃え/スタッフ総入れ替えって事と一緒です。

そういった変更(解散)する勇気や恐怖心、其処までしても得れる大きな何かが有ったりするのですか?



NICKE
先ず<THE HELLACOPTERS>を終わらせたのは俺じゃないから(微笑)

「バンド側」が終わるって決めた訳で、そのバンド名を俺が勝手に引き継いでやるってのも間違いだと思ったしね。

約14年間も活動出来たし、日本やオーストラリアとかもツアーで廻って、凄い楽しく良い音楽を創る事が出来たしね。

でも、どうしたって物事には「寿命」ってのが有り、それ以上に「BETTERにはならない」って分かったら、その一番良い状況で終わらす事が良いのだろうと。 そう云った事で<THE HELLACOPTERS>には見切りをつけた訳さ。

さっきも話したけど、当初は『さて、どうしたものか?』と全く先の事は考えてなかったから…確かにまた最初から仕切り直すっていう恐怖心は有ったよ!確かにね。

俺がこれからする事は全て<THE HELLACOPTERS>と比べられ続けるってのは予想出来たしね。

曲に関しては問題無いんだ。コレもさっき言ったけど常に曲は書いているから。ただこれから「どうやって世の中の人達に聴いてもらえるのだろうか?」って部分が心配だったんだ。

名前を変えるって事の意味をさっきキミが言っていたけど、それは本当に分かる。

違うメンバーで組むって事に関しては…この辺は本当にトリッキーな事だからね(微笑)

<THE HELLACOPTERS>の最後の方は、可成り大人数なスタッフを引き連れてのツアーだったし、その状態からいきなり独りになってさ。

現状も向こう(海外)では、俺や他のメンバーで車を運転して、機材の上げ下ろしも自分達でやる様になったし…随分と境遇は変わったけど、全然それでも良いんじゃないか!全然平気だよな!って心境だし、実際に今は出来ているから。それはそれで問題無いなと思っている。

「全てをコントロール出来ないけど、メジャーレーベルにいる居心地の良さ」ってのも有る一方で、それで全てOKなのか?と云えば「音楽が犠牲になる」って部分も「無きにしも非ず」だったよ。

今はスケール的には小さくなったとしても、少なくとも自分自身でコントロール出来る部分が増えているってのは間違いないから、それを自身がハッピーだと思えれば、このままで良いんじゃないかな?って思い、活動を続けているよ!(笑顔)



※解散理由…発表当時も「この難しい決断の理由は沢山有り、あまりにパーソナルなものだから」として明らかにしておりません。7枚のオリジナルアルバムをリリースしております。




HIROMI
納得です(笑顔)では、僕は貴方の今までのバンドとしての全活動をリアルタイムで、ずっと聴き続けています。それは音楽的側面は勿論ですが、やはり精神面が非常に大きいです。

何故なら僕もアパレルのショップを2店舗経営しておりますが、ラジオやDJイベントもおこなっております。

ですが、一般的な価値観ですと、全てが全くかけ離れているセレクトをしています。僕の中では全く違うタイプでも「全てが格好良ければ」という共通点でしか有りません。それが一番大事だと思っています。

つまり貴方の「DEATH METAL」から「ROCK N' ROLL」を同じ価値観と捉えている感覚と同じなのです。

僕のレベルの話で恐縮ですが、やっぱり理解して貰えるのは未だに苦戦しております。

ですが貴方は80年代から世界中で同様の活動を続けて支持されています。現状での達成感や、逆に伝わり難いジレンマ/ストレスを感じる部分はまだ有ったりしますか?



NICKE
う~ん難しい質問だなぁ…でも、凄いインテリジェンスな質問だね!そうだねぇ~…う~ん…えぇ~っと…凄い難しいね!こういった質問は嬉しいけどさ(微笑)

先ずキミの言っている事は凄い分かるし、共感するよ!

人によって音楽の聴こえ方が様々なのは分かるし、そればっかりはどうしようもない事だからね。

俺も<DISCHARGE>が大好きだけど<DISCHARGE>を聴いて『俺はコレがこう凄いと思うんだ!』って説明したって分かって貰えない事はよくある(笑)(※僕がこの時に着ていたT-SHIRTSがDISCHARGEでした)

俺からすると初期の<DEATH METAL>だって、<OTIS RADDING>を始めとする60年代の<SOUL MUSIC>だって「同じ良い曲だ!」って部分においては一緒なんだけれども、「それを理解されない事を理解している」って冗談みたいな言い回しだけど、本当にそう思っているよ(微笑)

特に相手が若い奴だったら『俺は筋金入りのDEATHMETALファンです!』って言っている様な人だったら…俺自身もそういった時代が確かに有ったし、身に覚えが有る訳で、伝えたとしても『これが伝わる事…無理だろうなぁ…』ってね。分かるけどね(微笑)

コレ(特定のジャンル)しか聴けない!って時期は誰にでも有るからね。
ただ、俺の場合は<DEATH METAL>も好きだし<ROCK N' ROLL>も好きだけど、それを混ぜる事はしない。

<DEATH METAL>だったら<DEATH METAL>としてしっかりとした事をやって、<ROCK N' ROLL>だったら<ROCK N' ROLL>のちゃんとした事をやる。この姿勢が大事だと思っているんだよね。

俺はそれを「クロスオーヴァー」される様な事はしないし、信じてはいない。<FUNK>と<METAL>を無理矢理くっ付けた様な最悪な例はあったりしたけど。

(※90年代初頭にFUNKとTHRASH METALを混ぜた様なブームが世界中で起こりました。DEATH ANGEL、SCATTERBRAIN、MORDREDとか色々と)

俺も<NEW ORLEANS FUNK>は凄い好きだけど、それを<HEAVY METAL>の中で聴きたいとは思わない。

「この曲はFUNKっぽい」「この曲はMETALっぽい」ってだったら良いとは思うけど、1つの曲の中に混在しているってのは、俺は良くないんじゃないかと思う。

でも、<COUNTRY MUSIC>だって<DEATH METAL>と同じ様にヘヴィーで格好良いって認識出来ないというか捉えられないってのは、俺としてはキミと一緒で不思議で仕様が無いけど(笑顔)





HIROMI
では、今回の<IMPERIAL STATE ELECTRIC>は今までの全活動の中で最も違う部分で、僕が最も注目したのが「ヴィジュアル面」です。

アートワークは勿論ですが、貴方のファッションの格好良さです。過去のロックを象徴するアイテムを使いつつも、独自の感覚のコーディネイトだと思います。

今までの貴方の活動だと、まだファッションに関しては想像範囲内でしたからね。今回は痺れました(笑)

その辺のコンセプトって有るんですか?



NICKE
<IMPERIAL STATE ELECTRIC>に関しては、俺が全て決めているって事がその違いを感じさせてるのかな?

<THE HELLACOPTERS>時代だと他のメンバーとぶつかる事も多かったし。

今は決めてある事があって『ステージ上ではBLACKだけでいよう!』って事だよ。

<THE HELLACOPTERS>時代はメンバーが着たいものを着て、俺は俺なりの個性を出したいと思って決めていたりしたけど、俺の基本に有るのは…やっぱり<RAMONES>なんだよね(笑)

ロックバンドで一番ヴィジュアルが格好良かったのは、やっぱり「アレ」だよね!!最高のコスチュームじゃない?「デニム&レザー」ってスタイルはさ。

で、好きなバンドって考えるとああいったスタイルが浮かぶんだけど、同じコーディネイトで<RAMONES>より格好良く見えるってのは絶対に無理だと思っているし、全く同じコーディネイトでやってみようとは思わないよ。

なので、そこまではファッションを意識している訳ではないけども、未だに「ミュージシャンの視点」ではなく、「音楽ファンの視点/立場」として物事に接している部分が強いから、自分が買うとしたらこういったジャケットのレコードが良いなとか、自分がライヴを観るのであれば、バンドにはこういった感じでいて欲しいって願いをすると思うから、その辺を考えるよ。常にそれは意識として有る。

まぁ、だからといって理屈として考えている訳ではなく、「考えているけど考え過ぎてない」というか…う~ん、説明が難しいけどさ(微笑)

意識はしている。でも、それに捕らわれてはいない。これが一番分かり易いかな?



HIROMI
なるほどね!ただ実際にお店でもDJイベントでも、音楽と一緒にジャケットを見せると男女問わず、更にはそこまでロックに精通している方でなくても『格好良い!!』って反応しますよ(微笑)

そのヴィジュアルやジャケットの格好良さでアルバムを購入している方が実際に沢山いますよ!



NICKE
マジかよ!クックック…それは嬉しいねぇ!!

キミは良い仕事をしてくれているよ(笑顔)※握手を求めてくる。



HIROMI
いいえ!こちらも楽しませて貰っていますよ。なにせ格好良いのを伝えるのは得意です。服屋ですからね、僕は(笑)

次の質問ですが、これはちょっと個人的に凄い聞きたかった事なんです。

それはどうしても貴方とリンクするミュージシャン<DAVE GROHL:FOO FIGHTERS/NIRVANA>の事です。

音楽性もパートも変えて成功を収める二人。意識とは言いませんが、何かシンパシーを感じたりしますか?以前に逢った事があったりするんですか?



NICKE
言われた事が有るよ『スウェーデン版DAVE GROHL!』だって(笑)頻繁ではないけど1~2回位は言われた事が有るよ。

けどDAVEは…(と指を高い位置に指して)だし、俺は…(と指を凄く下げて指す仕草)だからねぇ(微笑)



HIROMI
いやいや!僕にとっては同じですよ!そんな事は有りません(微笑)



NICKE
有り難う!(笑顔)でもスケールが全然違うよ!俺はまだ努力中だからね。

<NIRVANA>や<FOO FIGHTERS>みたいなオリンピック級の大きさに比べたら、まだこんなにちっぽけな存在だよ(微笑)



HIROMI
ですからそんな事は無いですって!(笑)

彼もNICKEもドラマーからフロントマンになったという流れもそうですが、ミュージシャンとして興味深かったりとか?近い感覚って有りますか?



NICKE
あぁ、確かにそうだよね!過去に彼とは2度程逢った事は有るんだけど、確実に言えるのは「音楽に対して落ち着きが無い」って事だね。

同時進行で色んなプロジェクトを始めていたりするところなんか同じだよね。ジッとしていられないんだ。

こういった音楽に対しての落ち着きの無さは「~症候群」って言うのかも知れないけど(笑)

あとはジャンル問わず「良い音楽が好き」って部分かもね。彼とは似た様な趣向を見つける事が出来るからさ。

だから今度は彼にフェスとかで逢う時が有ったら、ビールなんか呑みながらゆっくり話でもしたいと思っているよ。

案外話が合ったりするかもしれないね。(※DAVEもメタルプロジェクトをする程のDEATH METALやBLACK METALを愛している方です)

勿論、彼のミュージシャンとしてのスキルやセンスが凄いって点でも、リスペクトしているよ。





HIROMI
僕は1974年生まれなので貴方の2歳年下になります。

男性に生まれて「格好良い価値観や基準」って必ず何かに出逢って生まれるものだと思います。

僕にとっては、やはり80年代後半に<METALLICA>や<NAPALM DEATH>や<DISCHARGE>の存在を知ったのは、相当に大きかったです。音楽だけでなく全ての価値観が変わりました。

それと同時期に実は映画「MAD MAX」が僕にとって大きな衝撃だったのです。ライダースに憧れたのは寧ろ未だにこっちの影響だったりします。

あの映画のヴィジュアルやストーリーなど全てに影響を未だ受けています。

貴方にとっての音楽以外での「格好良さの価値観や基準」を変えたのって何か有りますか?



NICKE
先ず「MAD MAX」はどれが好きなんだい?(笑顔)



HIROMI
勿論、1と2が好きですが、やっぱり1の影響が一番だと思っていますよ。

2は映画として好きですが、1はファッションや台詞などストーリーだけでなく映像の全てが好きです。



NICKE
OK!!やっぱりそうだよな!!(満面の笑みで握手を求める)



HIROMI
勿論ですよ(笑顔で握手する)※後で話したら彼も大好きだったらしいです。



NICKE
そうだな…基本的に俺はオタクだけど、やっぱり音楽になってしまうね。

やっぱり<KISS>に7歳で出逢ったのが大きいよ!!本当に子供だったし<KISS>を聴いたから音楽にのめり込んだって事だからね。ああいったシンプルなのが尚更良かったんだろうけど。

その直後だったんだけど、<THE HELLACOPTERS>のBASSだった「KENNY」のお父さんから「PUNK ROCK」を聴かせて貰って新しい目覚めさ。

彼奴のお父さんが<RAMONES>のレコードと<SEX PISTOLS>だろ?そして<THE DAMNED>を持っていたんだ。それで「PUNK ROCK」に夢中になっていくだけど、やっぱり音楽的な側面もそうだが「思考」の側面も強いからその部分の影響が一番強かったね。

未だにミュージシャンを特別な人と見なかったりとか、サインを欲しいとも思わない。俺自身もミュージシャンには違いないけど、さっき言った通りに「ミュージシャン」というよりも「音楽ファン」と思っている。

その部分もやっぱり「PUNK ROCK」的な考え方なんだろうね。

そう考えると「PUNK ROCK」って「凄いヘルシー」なんだと思う。「地に足の着いた音楽」だったんだと思う。

それが「俺を変えた」というよりも「俺を創った」って言った方が合っているのかも知れないね。

映画や本なんかは…少なくても音楽よりも先に映画や本を夢中になっていたか?と聞かれたら、そんな事は無く(笑)ずっと後になっての事さ。

だって俺は<KISS>の大ファンだよ。彼等の歌詞なんて…クックック♬考えてみてもらえば分かると思うけど「文学的」な側面は一切無いからね!!(大笑)





HIROMI
今年は「ロンドン・オリンピック」でした(※インタビュー時は2012年)。

開会式で話題だったのが、やはりロックンロール・レジェンドである<PAUL McCARTNEY>のライヴでした。

さて、質問です。そのポールが『キミの楽曲だけを3曲カヴァーしようと思うんだけど、どれがお薦めなのかな?』と聞かれるとします。

貴方の全活動でどの曲をカヴァーして欲しいですか?曲順も含めてお願いします。



NICKE
何だって良いよ!!彼がやってくれたら俺は大金持ちになれるから!!(大笑)

う~ん考えてみると<ENTORMBED>のこのアルバムの楽曲とかをやって貰えたらクールだと思うよ。(※僕が持参していたENTORMBEDのLP:LEFT HAND PATHやCLANDESTINEを指差す)

彼がどうやって解釈するか?とかを想像すると面白いね。

本当にどれでも良いけど敢えて系統の違う<ENTORMBED>の曲をして貰ったら良いなと思うよ。

<THE BEATLES>は俺も本当に大好きだし、最近のPAULのやっている事はあまりチェックをしてないけど、たとえそれが以前よりも良い音楽じゃなかったとしても、別に良いじゃん(笑)

だって<THE BEATLES>にいた人なんだから!それだけで凄い事だよ(笑顔)



HIROMI
僕もラジオで定期的に同じ事を言っています(笑)どんなに若いTHE BEATLESに影響を受けたバンドが登場しようと、彼は影響を与えた方だからって。

THE BEATLESっぽい良い曲が生まれようとも彼の今のオリジナルは、生まれるだけで凄いし、尚かつ有り難い事なんだってって(笑)



NICKE
その通り!!(笑顔)



HIROMI
では、貴方は全てのパートを演奏出来る方じゃないですか。THE BEATLESの4人で一番のヒーローって誰になりますか?



NICKE
これは難しいなぁ…一人に選べないってのが<THE BEATLES>というバンドの凄さなんだろうけどね。

それは<KISS>にも言える事で、勿論<KISS>よりも<THE BEATLES>の方が格は上かも知れないけどね。

<THE BEATLES>や<KISS>や<RAMONES>や<THE ROLLING STONES>など、この辺の伝説的バンドに共通しているのが、あのメンバーが揃ってこそ!あのメンバーが揃わなかったら!彼処までの魅力は無かった筈だからね。

例えば<THE BEATLES>に「RINGO」がいなかったら「PAUL」は彼処まで才能が輝かなかったかも知れないし、「GEORGE」がいなかったら<THE BEATLES>が彼処まで大きくならなかったかも知れない。

(※この辺はつまり、一般的なイメージのJOHNとPAULだけが凄いって訳では無いと言いたいのだろうと思います)

俺は時期によって「GEORGE」の曲を熱心に聴き続けていた事もあったり、「JOHN」の曲を聴き続けた事もあったりと個人的に移り変わりも有ったから、一人に選ぶ事は出来ないなぁ……でも、取りあえず「RINGO」にしておくよ(笑)





HIROMI
やっぱり最後は「RINGO」ですか(笑)では、こっちも最後の質問です。

若い方と僕はお話する時に、恥ずかしいから言わないのかも知れませんが、やはり『具体的な夢が見つかっていない』方が多いと実際に思います。

まぁ、正直これは大人の方でもその傾向が強くなっていると思います。

勿論生まれた国や環境にも因りますが、単純に僕やきっと貴方からすると『勿体無い!』と感じる筈です。僕らだって確信や保証が有って進んできた訳では無いですからね(笑)

理由はともあれ、コレを読んでいるファンや始めて知った方で「迷っている方達」に、実行に移し続けている先輩として「悪魔のささやき」を言って貰えますか?(笑)



NICKE
(※何故か最後はアメリカ訛りみたいな感じで話してくれました。何故だろう?:笑)

これは責任重大で凄いプレッシャーだね!!

日本の状況は正直分からないけど、俺が全般を見て感じる事は、世の中の全ての動きが早過ぎて「若い世代に凄いプレッシャーが掛かっている」気がするんだよ。

例えば『何をやりたい!』と思った時に、「その道で有名になれなければ/成功しなければ意味が無いし、価値も無い」って考え方を押し付けられている気がする。

それが出来なかったら廻りの友人や家族を失望させるって考え方さ。その考え方は絶対に間違いだと思っている。

例えば「バンドをやる!」って決めた時に、テレビに出演する事が一つの価値観だとすると、それを目指しているけど実現してないバンドは本当に沢山いるし、それでも頑張り続けているのも沢山いる。

一方、何も結果を出せずに普通の仕事に就く人もいるだろう。

だけど、世の中には看護師だって配管工事の人だって全員必要なんだよ!

そういう風に考えれば、やってみて駄目だったところで、違う事を始めたにせよ、それを恥じる事も恐れる事も無いんじゃないかな?と思う。

20年前だったら「平凡である事が凄い大事だったし尊重されていたのかも」しれない。

平凡でいる事が逆に大変だったから。

平凡で許される世界でも有った。

でも今は平凡では許されない時代とも言える訳で、キミと同様に俺も保証が何も無いまま、今の活動を始めた訳なんだけど、なんとか今の状況になんとか作ってこれた。

俺も学校を辞めたのも、ギターを購入する金が欲しかったからで(微笑)、その為には働かなくちゃと思って学校を辞めたんだ。

今はこうしてなんとかやれているけど、もしそうじゃなかったら全然違う人生になっていただろうしね。

それはやっぱりラッキーな部分が当然有ったと思う。

『保証が無くたって良いんだ!』『成功しなくたって良いんだ!』って、もっと楽な考え方で良いと思うし、先ずは始める事が大事なんだって思う。

『バンドやってるの、テレビに出れない』って考えても意味が無い。テレビになんて皆が出てる訳ではないし…その前にテレビを付けてもテレビに本来は出るべきじゃない人が殆どだと思うし(微笑)…ねぇ?日本もそうだろ?

そこに価値観を置く必要は無いと思うよ。

『取りあえず気楽にやってみようよ!とりあえずさ!』ってね。

自分の思う様にならない事は未だに一杯有るしね。





HIROMI
好きな事していても嫌いな事していても、思う様にならない事なんて同じ数ですよね!(微笑)



NICKE
そうそう!!(笑顔)そうなんだよね!!数は一緒さ。

好きな事をやって結果が出なくたって、自分に失望する事は全く無い。そんな悩みで眠れない日々が続く必要は無いし、ありのままの自分で十分良いんだよって思っている。

それを怖がって歩みを止めるのは本当に勿体無い事だ。

……なんだか説教師みたいになっちゃったけど、そんなつもりはないんだぜ(笑)



HIROMI
有り難う御座いました。この貴方の回答で、凄い進む道を見直したり、逆に進むべき道をより邁進する方が多くいると思いますよ!

今日はお逢い出来て嬉しかったです。感謝しております。

今日のインタビューの感想をお願い致します。



NICKE
最後の俺の回答をネガティヴには取らないでね。殆どが諦める事になるって風には絶対にね!!

兎に角、好きな事をやって欲しいって願いで僕は言ったんだからさ。

勿論、その道を進むと必ず「野心」が生まれてバランスを失うって事が多く有るから、それは気をつけろよ!って加えておくよ(微笑)

ある程度は気持ちを引いて、落ち着きながら夢を追い続けるのが大事だよ。

で、感想だけど凄い今まで世界で受けてきたインタビューとは系統が違って楽しかったよ!

基本的に俺はインタビューされるのは得意じゃないし、得意じゃないって事は嫌いって事だろ?(笑)

話すのが得意じゃなかったから、ドラムやギターを始めた訳でね。(※一般的にインタビューはフロントマンのヴォーカルが多いって意味です)

でも、いつも自分の事を話すのが凄い難しくて…他のバンドの事は『あの曲は…だ!』とか勝手に言えるけどさ(微笑)いつもインタビューは戸惑う事が多いんだ。

でも、今日は全然違って凄い楽しかったよ!まるで「会話」しているみたいだったね。

こちらこそ、有り難う!!



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彼が最後の方で何気なく語った『ギターを買う為に学校を辞めたんだ』って部分ですが、凄い感銘を受けました。

やはり何かしらのリスクって必要なんだと思うのです。度胸を決める部分って人それぞれだけど、彼はそのギターを買う為に学校を辞めた時から今に繋がっているんだと思う。

そして時が経ち、DEATH METALの世界から、ROCK 'N' ROLLの世界に飛び込んだのが2度目のリスクだったのかなって。

自分に取ってのリスクを何時?/何処で?/どんな風に選ぶのかが重要なんだと再確認した次第です。

皆様の最初のリスクは何時でしたか?それとも何時しますか?(笑顔)

日本のシーンではやっぱり悲しいかなこれだけのアルバムを創っても、彼の最初のスタートだったHR/HM界隈だけでしか語られないし、雑誌も同じくです。

兎に角、聴いてもらえたら分かるけど、このバンドはそれこそ<THE BAWDIES>や<THE DRESSCODES>、それと勿論<THE CIGAVETTES>のファンにも聴いて欲しいです。

次のライヴは是非会場で!!


Imperial State Electric - "Sheltered in the Sand" Live From Gutterview Recorders

Imperial State Electric - "I Don't Know What I Want" Promo Clip

Imperial State Electric - "Pop War" TV Clip

Imperial State Electric - "In Concert!" TV Clip


日本限定企画盤

「RADIO ELECTRIC」
QATE-10029 ¥2,400(tax in)

-レーベル解説-
’12年9月の初来日公演が好評だった、スウェーデンのロック野郎、I.S.E. 日本のファンのためだけに制作されたスペシャル・アルバム登場! 熱いロケン・ロールが炸裂するインペリアル・ステイト・エレクトリックから日本のファンに届けられたスペシャル・アルバム登場!! 昨年9月に行われた初来日公演の際、日本のオーディエンスの熱い歓迎に感動したメンバーが、日本のファンの為だけに企画、これまで海外で7インチ等でリリースしていたレアな楽曲、 未発表曲を特別に1枚のCDにまとめて収録。これまで入手が困難で あった楽曲が、ここに蘇ります。 オリジナル3曲、カヴァー11曲の全14曲で構成されたこのアルバムは、カヴァー曲では、様々なジャンルのアーティストの楽曲をカヴァーしており、音楽好きで有名なニッケのセンスがギラリと光っています。


2nd Album

「POP WAR」
QATE-10022 ¥2,520(tax in)

-レーベル解説-
ザ・ヘラコプターズの中心人物であった二ッケ・アンダーソン率いるニュー・バンド。熱いロックン・ロールが炸裂するインペリアル・ステイト・エレクトリックの セカンド・アルバム登場!! 14年の活動に終止符を打ったザ・ヘラコプターズ。’08年解散後、そのザ・ヘラコプターズの 中心人物だったニッケ・アンダーソンが新たにインペリアル・ステイト・エレクトリックを結成しました。 ‘10年発表のデビュー・アルバムはニッケ1人で全パートを演奏し、プロジェクト的要素が強い 作品でしたが、そのデビュー・アルバムをリリース後、メンバーを募り、バンドとして活動を始めています。 アルバム全体は、ザ・ヘラコプターズの流れを汲む爽快ロックン・ロール・ナンバーで埋め尽くされており、チャック・ベリーをこよなく愛するニッケのロックン・ロール魂が体感できます。 日本盤ボーナス・トラックとして、EP盤「IN CONCERT!」に収録されていた6曲(全曲カヴァー曲)をまるまる収録します。


1st Album

「Imperial State Electric」
XNTE-00017 ¥2,520(tax in)

-レーベル解説-
解散したスウェーデンの爆走ロック野郎、ザ・ヘラコプターズの中心人物であった二ッケ・アンダーソン始動。インぺリアル・ステイト・エレクトリックなるプロジェクトを立ち上げ、デビュー・アルバムをリリース! 14年の活動に終止符を打ったザ・ヘラコプターズ。2008年解散後、中心人物のニッケ・アンダーソンの動向が注目されていましたが、ここに復活!インペリアル・ステイト・エレクトリックなるアルバムを引っさげ、シーンに戻ってきました。熱いロック魂を炸裂させています。 アルバム全体は、ザ・ヘラコプターズの流れを汲む、快ロックン・ロール・アルバムに仕上がっており、トラック④では、旧友ドレゲンと、トラック⑤では、THE DATSUNSのドルフ・デ・ボーストと共作しています。 日本盤ボーナス・トラックとして、ポール・スタンレー(KISS)のカヴァー曲を特別収録。

Photo Gallery(画像クリックで拡大画像をご覧頂けます。)
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PROVEN




FUNNY SWEET